高知の文化活動応援プロジェクト
本プロジェクトは、「文化活動者を応援するとともに、文化の力で高知を明るくする」ことを第一の目的とした取り組みです。
様々なジャンルがコラボレーションした楽曲と高知のアーティスト達の表現映像作品を制作し発信することで、
下記の価値ある事業となることを目指します。
- 様々なジャンルのコラボレーションによって文化芸術の新たな創造に挑戦する
- 伝統文化、現代文化が豊かに持続していくための一役になる
- 高知県民が高知の魅力的な文化芸術を再発見する入口となる
- あまり知られていないが実は多様性に富んでハイレベルな高知の文化を掘り起こす
- 色々な場で演奏し歌ってもらえるような高知独特の楽曲を残す
【制作作品について】
作品はシリーズとして複数制作し、順番に地域テレビとWEB動画で公開します。
・30秒バージョンは、高知県の民放各局で2022年3月20日よりCM放映
・2分バージョンはさんさんテレビで、2分半バージョンはテレビ高知で、
それぞれ「高知の音~会いにいくきね~」として放映
「高知の音~会いにいくきね~」は、本プロジェクトの目的に
『高知の様々な場所で、高知のアーティスト達の活躍とそのパフォーマンスを
高知の音と映像に乗せたエネルギーとして、高知の人々に、世界に、届ける』
というコンセプトを加え作品化しました。
①高知の音~会いにいくきね~『高知の自然篇』
高知県内の豊かな自然風景をステージとして、アーティスト達がパフォーマンスを行います。異ジャンルがコラボレーションした楽曲の魅力を、映像を通してさらに美しく演出します。
■撮影場所(五十音順)
伊尾木洞 大岐の浜 鏡川緑地 片岡沈下橋(仁淀川)
桂浜 琴ヶ浜海岸 五台山展望台 五台山竹林寺
唐人駄場 弁天座 牧野植物園
②高知の音~会いにいくきね~『高知の街篇』
アーティスト達のパフォーマンスのステージは、高知の城下に移ります。人々の営みの中に、アーティストが溶け込み、日常に文化・芸術がある高知の街を演出します。
■撮影場所(五十音順)
追手筋(日曜市・オーテピア前) 大橋通商店街
帯屋町商店街 高知城 高知城公園 五台山竹林寺
筆山 牧野植物園 路面電車(とさでん交通)
③高知の音~会いにいくきね~『高知の福祉篇』
アーティスト達のパフォーマンスの場が介護・福祉施設に。「文化によって福祉を豊かにする」目的とともに、福祉現場の文化活動を応援。
協力企業アイ・エム・シーライフステージの介護施設職員やシニアの皆さんも一緒になってパフォーマンスを盛り上げてくれています。
プロジェクトの一環で行った「高知の城下の音楽祭」(2022/5/15オーテピア西敷地) のシーンも登場。
■ テーマソング ❝ 会いにいくきね ❞
作詞作曲 Sandwich Parlour 山下裕矢
『 行ってみろう この山こえて 川を渡り 町から町へ
道なき道をどこまでも 西へ東へ 旅の途中
会いたいき 会いにいく 聴いてほしい歌があるがよ
退屈の水面に落ちる はじまりの音が一雫
話したいこと忘れんうちに すんぐに会いにいくきね 』
日常のあらゆる場所で「会いたい」「会って聴いてほしい」が
困難になったり、アーティスト達の活動が難しくなったり、
これまでの楽しいこと元気になることが減ってしまったこの2年を背景としながら、
今回のプロジェクトのために作ってもらった楽曲です。
歌詞は、「会いたいき、会いにいく」ことができる日常の尊さ、
早く世界が明るくなって、誰もが会いたい人に会いにいける社会に戻ることへの願い、
たくさんのアーティスト達が、たくさんの人に会いにいって
その活動を通じて高知が明るくなっていく希望、
たくさんの思いを込めて高知の方言の土佐弁で表現した詞です。
曲は、「文化の夜明け」「様々なジャンルのコラボ」をコンセプトに、
長く温めていたという曲構想を土台に制作してもらいました。
各楽器の演奏に関しては、大部分をアーティスト個々のアレンジに任せ、
個性を引き出すことで生まれるコラボレーションを大事にしながら、
楽曲全体をプロデュースしてもらいました。
■ 吟詠 ❝ 朝日かげ豊栄のぼる ❞
秀鳳流日本吟詠会二代家元・日本吟剣詩舞振興会少壮吟士 野中秀宗
通釈は「朝の日光が美しく輝いて昇る」です。
「文化の力で高知を明るくする」プロジェクトの趣旨に合わせ、
『朝日かげ豊栄のぼる日の本のやまとの国の春のあけぼの~』
という和歌の一節を選んで吟じてもらいました。